中小企業のAI顧問は月いくらが妥当か — 相場と「何をしてもらえるか」チェックリスト
生成AIの活用を外部の専門家に相談したい——そのとき出てくるのが「AI顧問」というサービスです。相場情報と、価格以上に重要な「中身の見分け方」を整理します。
相場:月10〜30万円が中小企業の現実的なレンジ
複数の料金調査を総合すると、AI顧問・AI導入支援の月額は概ね次の構造です。
| プラン帯 | 月額 | 典型的な中身 |
|---|---|---|
| 相談型 | 5〜15万円 | 月1〜2回の定例相談・情報提供 |
| 導入支援型 | 10〜30万円 | 定期ミーティング+具体的な導入・定着支援 |
| 実装支援型 | 30万円〜 | 上記+開発・実装の実働 |
中小企業にとっての現実的な落とし所は月10〜30万円です。
価格より重要な「中身」の7つの質問
同じ月20万円でも、価値は千差万別です。契約前にこう質問してください。
- 定例は週次か月次か? — 月1回では、現場の「詰まり」が3週間放置されます
- 定例の間に質問できるか?(Slack等の非同期対応)— 定着の勝負は定例と定例の間で決まります
- 顧問自身が手を動かすか? — 助言だけか、ワークフローやテンプレートの整備まで代行するか
- 顧問は最近、自分で何を作ったか? — 「作れる顧問」か「語れる顧問」かを分ける最重要質問です
- 成果物は何が残るか? — 議事録だけか、社内で使い続けられる型・文書・ツールか
- 解約条件は? — 長期縛りは自信のなさの裏返しです。3ヶ月程度から試せるか
- 自走をゴールにしているか? — 良い顧問は自分を不要にする設計を語れます
顧問が「高くつく」パターン
- 定例のたびに一般論のニュース解説で時間が溶ける
- 「検討しましょう」で毎回終わり、動くものが増えない
- ツール販売のインセンティブがあり、提案が特定製品に寄る
月10万円でも成果ゼロなら無限に高く、月30万円でも外注1件分(数十万円)の内製化が毎月進むなら安い——**判断基準は月額ではなく「その月に社内へ残ったもの」**です。
当ラボの伴走顧問(月20万円・3ヶ月〜)は、週次定例+非同期QA+ワークフロー整備の代行で、上の7つの質問すべてに具体的に答えられる設計にしています。
相場は2026年7月時点の複数の公開料金調査に基づく目安です。